第47回


ユニゾン、ハーモニー丁寧に作られています。
「母性」がいいバランスで感じられました。
2曲目の行進曲調の部分、もっと大胆に声で表現されても良かったでしょうか…。
フレージングのしなやかな美しい合唱を楽しみました。
ターコイズブルーのドレス、キラキラアクセサリーが美しい‼
◎竹とんぼに
ソプラノが心地良く、静かな優しさにあふれた合唱でした。
◎花こそは心のいこい
合唱に力を入れて(パフォーマンス的なことはなし)声質にこだわった、透明感のある作品に仕上がっていたと思います。
「竹とんぼに」
詩に込められた心の透明感が表現できていて素敵でした。
高音域の母音の響きの崩れが残念でした。
「花こそは心のいこい」
団員の皆さんの呼吸、特に吸気が揃っておられることに感心しました。聴き手に安堵感を与えてくれました。Sopの響きがまとまると更に素直に心に届くかと思いました。正統かつ安定感のある演奏でした。
言葉がよくわかります。皆さんの声がうまくまとまっています。ハーモニーをうまく作っています。
後半もう少し迫ってきても良かったですね!(フレージングをもう少し動かして…)
一番最後もう少し決めると…!
目にあざやかな素敵なドレス‼ 転調を経て現れる「どうしよう」のある種の切なさ、超えた地平線の先にある想いの距離感、皆さんの声で心にまっすぐ届いてきました。
「人々よ」の奥行きのある広がり、続く非常に丁寧な子音の扱い、信長作品における日本語の運び方の大切さが大変よく伝わる演奏ですね。再現部の「人々よ」背筋が伸びる思いです。




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